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締めすぎ注意! 

日中は入道雲がもくもくと、猛暑続きの大分・日田です。
とはいえ、お盆も過ぎて、季節の移ろいを感じるようにもなりました。
暑さはまだまだ続くのでしょうけれど。。。

というわけで、ギターリペアのお話を。。。


写真は、フロイドローズの「ストリングロックインサート」を取り出して並べてみた、の図です。
オーバーホールで預かったギターに搭載されていたものです。

ストリングロックインサートは、ブリッジサドルの中で実際に弦を挟み込んでいるパーツ。金属製のブロックなのですけれど、弦の跡ががっつりと刻まれ、割れてしまっています。
こうなると、弦を止めることはできませんし、新しい部品に交換するしかありません。

原因は、ネジの締めすぎ。フロイドローズ等のロック式トレモロシステムでしばしば見られるトラブルのようです。

写真の一番右は、新品パーツです。見比べると、下側が割れて、広がっているのがわかると思います。ここまで変形していると、サドルの中から取り出すのもひと苦労。。。

おそらく最初は、軽微な割れだったのでしょう。
でも、弦をロックできないから強く締める → 弦の刻みや割れが広がって弦が止まらなくなる → さらに強く締める → 割れ拡大。。。 の繰り返しで、状態がひどくなっていったのではないでしょうか。

ストリングロックインサートは、ユニットのお尻側のネジ(ストリングロックスクリュー)を締め込むことで弦をロックします。このネジは六角レンチを使って開け締めするのですが、そこそこの力で締めればよい、ということになっています。

とはいえ、締め込みが甘いと、弦がすっぽ抜けてしまうのも事実でして。。。
なかなかに、その力加減が難しいところです。
これはもう、締めていったときの手ごたえを感覚で覚えるしかないのかもしれません。

20160818blog2.jpg 

個人的には、六角レンチの短い方をハンドルにして回すと力が足りなくて、上写真のようなレンチの掛け方で、長い方をハンドルにするとトルクが掛かりすぎるように思っています。
ですので、長い方の真ん中あたりに指を添えて締めるなどして、力加減を探っています。

また、フロイドローズの場合、ナット部のロックビスやサドルマウントスクリューなど、いずれのネジも、ほどほどの締め付けでよいように作られていると思います。

写真の個体は、ストリングロックスクリューのみならず、ネジというネジのすべてが力いっぱい締め込んでありました。場所によりネジ山が荒れていましたので、ネジ穴をタップでさらったり、必要に応じて新品パーツを用意するなどして、組み直しました。

締めすぎ注意! でございます。


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