明日もほぎます。。 

一昨日あたりから、一気に涼しくなった大分・日田です。朝晩などは、もう寒いくらいです。
このままどんどん寒くなっていくのでしょうか。。。

というわけで、ギターリペアのお話を。。。


このところはなぜか、エレキ、アコギを問わず、ピックアップの交換や取り付けが相次いでおります。
写真は、フィッシュマン/レアアースブレンド REP 103の取り付け作業中のものです。

エレキギターの場合、既存のピックアップを取り外し、新しいものを組み込んでいく、文字通り”取り替え”ということになります。しかし、アコースティックギターの場合は、元々ピックアップが付いていませんから、ピックアップを取り付けるには、ギター各部に加工を施さなければなりません。

なかでも、メインイベントとでも言えるのが、アウトプットジャック用の穴あけでしょうか。。。

多くの後付けピックアップは、アウトプットジャックがボディ下端部のエンドピン(ストラップピン)と兼ねる形状のものを採用しています。ですので、アウトプットジャックを取り付けるには、エンドピンが差し込まれていた穴を広げていくことになります。
だいたい、直径12mmくらい。意外と大きな穴をあけることになります。

blog20161011b.jpg 

写真は、ギブソンのエンドピンを外しているところ。
ギブソンのアコギは、エンドピンがネジ止めされていることが多いようで、ボディにネジ込み用のプラグが仕込まれていたりします。多くのアコギは、テーパー状のエンドピンが差し込まれているだけですね。

で、エンドピンを取り去った後、ドリルやリーマーなど、持てる道具を駆使して、既にあいている穴を広げていくわけです。

そのとき、不用意に行いますと、塗装や材が欠けたり割れたりいたします。それだけは、避けねばなりません。。。
慎重に、あわてずに。。。

blog20161011c.jpg 

で、違うギターの写真ですが、ほげました。。
あ、失礼しました。このあたりでは、穴をあけることを「ほぐ」と言うそうです。語感がとても動作とマッチしているように思えて、なんだか楽しくなります。。

というわけで、ピックアップを組み込んでいきます。しかしながら、サドル調整や配線の取り回しなど、アコースティックギターのピックアップ取り付けには、繊細な作業が目白押しでございます。

最後に、おまけ画像をひとつ。
blog20161011d.jpg 

日田市の南西方面、峠を越えると福岡県の矢部村(八女市)に入ります。
そこの名所のひとつに、丸くきれいに風穴をあけたかのような岩山があります。名前を「けほぎ岩」。
その昔、神様の乗る馬が天かけたとき、ひづめで蹴って穴があいたということです。蹴って穴をほいだので、「蹴洞岩(けほぎいわ)」。
神様の馬なら、ギターにも上手に穴をほいでくれそうですよね。。。


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Comment

Name - uk  

Title - 

とてもいい文章ですね〜。上手い!
感心しました。
2016.10.12 Wed 13:34
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Name - 楽器de元気  

Title - 

ありがとうございます。
お恥ずかしい限りではございますが、今後とも、どうぞご愛顧のほどをお願いいたします。
2016.10.12 Wed 18:13
Edit | Reply |  

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