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こんなとこにも。。。 

町なかから足を伸ばして山のほうに行きますと、木々の色づき具合がだいぶ進んでおりました。
こんなとこにも小さな秋。。というより、もうどっぷりと秋模様、ですね。
日田市からは、景勝地として知られる耶馬溪もさほど遠くなく、もうしばらくすると、そこでは錦繍と呼べるような風景が広がるのでしょうか。一度は見てみたいものです。

というわけで、ギターリペアのお話を。。。


写真は、オーバーホールということでお預かりしたベースのもの。
コントロール・キャビティをふさいでおくバックパネル(裏ブタ)が割れていました。粘着テープで接いでありましたが、あまりに不恰好。。。新たに作り直すことにしました。

材料は、ピックガード材。黒の1プライものです。それを切り出して作ります。
今回は、オリジナルのフタが原形を保っておりましたので、それを型紙にして形状を写し取ることができました。写真のボディ手前に写っているのが罫書き(けがき)のすんだピックガード材です。

で、罫書き線に沿って切り出し。。。

blog20161108c.jpg 

形を整えていきます。。。

blog20161025d.jpg 

オリジナルパーツの損傷が激しかったり、紛失していたりして、現物からコピーできない場合は、ギター本体のキャビティ形状をなんとかして写し取ることになります。必要であれば、紙などで型紙を作ったりしてから、製作に取り掛かったりいたします。

ただ、罫書き線どおりに材料を形だしても、ピッタリと収まることはまずありません。
ですので、そこは現物合わせで、削り出していくことになります。コツは、最初にどこか一か所の角をキメて、そこから順々に形状を追いかけていくことにあります。
キャビティにあてがってみては削り、削ってはあてがって。。の繰り返しでございます。

というわけで、できました。

blog20161108e.jpg 

あとは、端面をサンドペーパーやコンパウンドなどで磨いて整え、ビス穴をほげば、完成です。
今回は、オリジナルの仕様に準じて、裏面に導電性塗料の塗布も施しました。

と、ここまで読まれて、お気づきの方もおられると思います。
そうです。同じ要領でピックガードを作ることもできるんですね。ピックガードの場合、より複雑な形状だったり、ピックアップ用の穴をくりぬく必要があったりもしますけれど、基本的には同じ作業となります。

で、おまけ画像をひとつ。。。

blog20161108f.jpg 


弊社のギターショップ、ミュージックハウス・ユニゾンの入り口です。
中では、フェンダーやギブソン、ポールリードスミスをはじめとする数々のギターが皆さんのお越しをお待ちして。。。って、話ではなく、見ていただきたいのは、トビラ。それも、取っ手にご注目。

四角い取っ手の赤い化粧板。何を隠しましょう、これ、赤べっ甲柄のピックガード材でできているんです。今回ご紹介した手法で、以前にD.I.Y.いたしました。

店に入られるとき、こんなところにギターにちなんだものが。。。と思ってもらえればうれしいのですが、気づかれた方はほとんどいらっしゃらないように思います。。。
それでも、これまでにたくさんの人を出迎え、また、多くの人に触れてもらえてきているはず。そう思うと、冥利につき、感謝、でございます。

ギターリペアは、この店の奥で行っています。耶馬溪観光の折など、どうぞ、お気軽にお立ち寄りくださいませ。



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